山城恋総組長もすごいが、やはり出雲天花は圧巻だった。
本日発売の「魔都精兵のスレイブ 17巻」を読んだので、その感想を書く。
このブログでこの作品について書くのは初めてなので、簡単に説明する。
この作品は、少年ジャンプ+で連載中のアクション&セクシー漫画だ。
物語は、日本各地に突如出現した異空間「魔都」を舞台に展開される。この魔都に存在する「桃」は、女性に特異な能力をもたらし、それを活用して組織された「魔防隊」が、人々を怪物から守るために戦う。主人公の男子高校生・和倉優希は、偶然魔都に迷い込み、「魔防隊」七番組の組長・羽前京香と出会い、彼女の「奴隷」として共に戦うことになる……といった感じだ。
このような設定なので、主人公の周りにいるのは女性ばかり。疑似的なハーレム状態であり、女性たちの多くが軍服のような制服を身に着けているため、なんともフェティシズムに溢れた漫画だ。
そんな漫画の17巻。あらすじは、山城恋総組長が神の提案を表面上受け入れる(企みがあれば潰す)立場を示し、一方で羽前京香組長は一切の譲歩をしないことを主張。総組長選挙で決着をつけることになり、山場の一本勝負・山城恋 vs. 羽前京香&和倉優希の戦闘が始まる、というところまで。
この山場の戦闘シーンもすごいが、やはり今回は総組長選挙ということで新キャラが大量に登場し、懐かしいキャラも再登場するのが見どころだ。
私のイチオシである七番組OG・久重遙乃も、七番組の留守番&総組長選挙の解説役として出てきているので文句なしに楽しめた。
そして、今巻一番のハピネス(単行本巻末の原作者解説でセクシーシーンをこう呼んでいるので、このブログでもそれに倣う)は、やはり “好きが溢れちゃった” 出雲天花だろう。スレイブ能力のご褒美でもないのに身体が動いちゃってるのはいつものこととして、今回は特筆すべきシーンがある。
それは彼女がスカートを脱ぐ際、後ろから見える下着の一部にうっすらと色が濃くなっている箇所がある点だ。電子版で購入した人は遠慮なく拡大してみてほしい。「これはただの影」と冷静に見るのも一つだが、“好きが溢れちゃった” という言葉を文字通りの意味で楽しむ妄想も一興だ。
ちなみに天花は、単行本PRでも顔が出ている通り、単行本特典「描き下ろし漫画」にも登場する。言うまでもなく見どころ満載なので、ぜひ購入して確かめてほしい。
というわけで、発売中の「魔都精兵のスレイブ 17巻」を是非読みましょう!
【最新刊】魔都精兵のスレイブ 17 - BOOK☆WALKER
なお、まだ読んだことがない人は、アプリで全話初回無料の少年ジャンプ+で読み進めるのがよい。今回語った出雲天花が登場するエピソードまで、とりあえず読むのをオススメする。
[1話]魔都精兵のスレイブ - タカヒロ/竹村洋平 | 少年ジャンプ+
もし気に入ったら、もちろん既刊全巻の購入をオススメするが、やはり単行本加筆が魅力!という方には5巻からの購入が良い。この巻からは単行本特典として「謎の光解除」に加え、先ほど挙げた「描き下ろし漫画」が収録されているからだ。少しお得な情報として参考にしてほしい。
これからも多くのハピネスに溢れることを祈って、この記事の結びとする。